
おい!キー星人!ウチのディンプルキーが抜けない!抜け!

ちょっと態度がすぎませんキねぇ・・・💢
ディンプルキーが抜けない原因の第1位!ゴミ詰まり!
鍵穴に鍵を差し込んだのは良いですが時折シリンダーが回らなくなってしまい、さらには鍵穴から鍵が抜けなくなってしまうというトラブルって本当に困りますよね!
夜遅くだったりすると相談できる人もいないし、鍵の専門家に相談するしかないんじゃないかな?と。
でも鍵が抜けなくなったりする多くの原因は鍵穴に詰まったゴミやホコリなので慌てて鍵の専門家に相談するよりも、まずは自分で解決できないか試して見ましょう!
鍵の専門家に相談するのは試してダメだった後でも大丈夫ですよ!
ディンプルキーが抜けないときに注意する事
鍵が抜けなくなった時に自分で解決できるなら一番それが早いですし安上がりでが、注意する点が3つほどあります。
以下の注意すべき点を守って試してみましょう。
力任せに回したり抜いたりしない
鍵が抜けないからと言って、力任せに鍵をグリグリ回してみたり、引っ張ったりするのはやめましょう!
鍵がシリンダーの中で折れてしまったり、鍵本体が壊れてしまったりする恐れがあります。
鍵が折れてしまったり、鍵本体が壊れてしまうと新しく本体自体を買いなおしたり、鍵の専門家に修理依頼をしなくてはならなくなるので余計な時間と出費がかかってきます。
針金などでつついたりしない
鍵が抜けなくなったら人情的に鍵穴をつついてみたりしたくなるものですが、鍵穴の中で針金が折れたりシリンダー内に傷がいったりすると、やはり鍵本体の故障につながり、無用な時間や出費がいるようになったりします。
潤滑油や鍵専用潤滑剤以外をスプレーしない
抜けないなら滑りを良くすれば良いのではないか?と潤滑油などをスプレーしたくなるのはわかりますが、鍵専用の潤滑剤以外の潤滑剤や潤滑油のスプレーはやめましょう。
鍵専用以外の潤滑剤や潤滑油でも一旦は鍵の回りが良くはなりますが、潤滑油や湿式の潤滑剤は中に溜まったホコリやゴミがシリンダー内で固まってしまい、鍵の故障や寿命を早めることに繋がります。
結果的に、鍵本体の交換や修理を依頼して余計な出費や時間が取られるハメに。

紹介した3つの注意事項は基本中の基本だよ。
抜けなくなったディンプルキーを抜いてみよう
ディンプルキーは作りが精密なためホコリやゴミが原因で、刻みキーより鍵が抜けなくなったり回らなくなったりというトラブルが多いと言われています。
鍵の変形や故障でなければすぐに自己解決ができるので慌てずに以下の事を試してみましょう。

ディンプルキーだけじゃなく刻みキーでも抜けなくなったり回らなくなったら、同様の方法で大丈夫じゃキ。
軽く振動を与えてみる
ディンプルキーは鍵の表面などに開いている細かな凹みでシリンダー内のピンを上げ下げして解鍵しています。
そのため鍵にホコリやゴミがついているとピンに鍵が引っかかったりして抜けなくなったり回らなくなったりします。
ホコリやゴミを鍵から落とせば良いだけなので、軽く左右に鍵をカチャカチャしてみたり、お医者さんが診察の時に背中をトントンとするように鍵をトントンと軽く叩いてみましょう。
案外コレだけの方法で鍵が抜けたり回ったりするようになります。
エアダスターをスプレーしてみよう
もし手元にエアダスターがあるなら鍵の刺さってる隙間からノズルを使ってエアダスターをスプレーしてみましょう。
ほとんど隙間はないと思いますが、鍵を左右前後に動かして写真の指差すところにスプレーします。
中のホコリやゴミが飛んで回りやすくなったり抜けやすくなったりします。
鍵専用潤滑剤をスプレーしよう
鍵専用の潤滑剤があれば大変良いです。
スプレーの仕方はエアダスターと同じです。
エアダスター同様に鍵穴の隙間からスプレーすれば鍵が抜けやすく、回りやすくなります。

エアダスターや鍵専用の潤滑剤はホームセンターなどで1000円くらいで購入できるので家の外の物置などに常備しておくと助かるキよ!
鍵が抜けたらメンテをしよう!
自力で鍵を回せて抜く事ができたら、すぐに鍵のメンテナンスをしておきましょう!
メンテナンスをしておく事でトラブルの回避に繋がります。
鍵のメンテナンス
使い古しの歯ブラシなどで鍵の表面や側面をブラシしてホコリやゴミを落とし、柔らかい布で綺麗に拭き取ってあげましょう。
その後、鍵専用の潤滑剤をスプレーしてあげます。
また、この時に鍵にヒビや曲がりなどもないかチェックしておくと後々のトラブルの回避にも繋がります。
鍵穴のメンテナンス
鍵穴にホコリやゴミが溜まったままだと、すぐに鍵が抜けなくなったり回らなくなったりします。
細いノズルの掃除機でゴミを吸い出してあげたり、エアダスターでゴミを吹き飛ばしてあげて鍵穴の中をピカピカにしてあげましょう。
その後、鍵専用の潤滑剤をスプレーしてあげれば完成です。
潤滑剤が馴染むように鍵を抜き差ししてあげましょう。
シリンダーを分解清掃 (※素人にはお勧めできない)
鍵穴にスプレーしても完全にゴミやホコリは取れきれません。
できるなら鍵本体をバラしてシリンダーを直接清掃できれば非常に安心です。
少々細かな作業なので心配な方は鍵の専門家に相談してみると良いですが、自分でなんとかなりそうならパーツクリーナーを鍵本体から取り出したシリンダーにスプレーして汚れを綺麗に落として完全に乾燥させてから、鍵専用の潤滑剤をスプレーして元に戻します。
一度、鍵の専門家のメンテナンスを見させてもらって次回から自分でやってみるというのもありかもしれませんね。
自分でやる時には細かな部品があるので、分解には十分注意をしてください。
バネの一つでもなくなると新しい鍵を買い直さないといけない羽目になってしまいます。

心配なら分解清掃は本職に任せるのがいいキね。
鍵本体の交換
シリンダーを取り出して分解清掃しても鍵の回りや抜けが良くならない場合は劣化や故障なので、本体の交換をするしかありません。
「まだなんとかなるでしょう」なんて構えてると家に入れなくなってしまうかもしれません。
ディンプルキーが自力で抜けなかったり回らなかったら・・・
もし、振動を与えてもスプレーしても鍵が抜けなかったり回らなかった場合は、鍵が曲がっていたり本体の故障が考えられます。
ホームセンターなどで鍵本体を購入して付け替えるか、鍵の専門家に依頼して修理をしてもらうことになります。
ただし、あなたの家が賃貸であれば大家さんか管理会社に問い合わせてから交換や修理を行うようにしましょう。
賃貸だと勝手に鍵の修理や交換ができなかったりすることもありますし、火災保険などに入っていれば保険で修理交換ができたり、古い賃貸物件なら無料で交換してもらえることもあります。

大家さんや管理会社に問い合わせる事でお得に鍵の修理や交換ができることもあるから恥ずかしがらずに相談してみるキー。
大急ぎでなんとかしたい!
自己解決ができず、深夜だったりで大家さんや管理会社に連絡が取れない場合もあるかもしれませんね。
そんな時に一番早い解決方法は鍵専門家に相談することになります。
鍵の専門家なら早ければ連絡から小一時間で問題解決してくれますし、24時間対応してくれるサービスも多くあります。
ただ、鍵の専門業者も数多くありますので、事前に大家さんや部屋の管理会社にかかりつけの鍵の専門家がいないか相談したり、自分で信頼できる鍵の専門家を調べておくといざという時に慌てずに済むでしょう。

まぁ私はオマエに頼むからいいけどね!

ほほう・・・キキキ・・・。