お気に入りの自転車買っちゃった!
自転車の鍵、掛け忘れないようにしないとだキー!
それにみかん、よく鍵なくすから注意するキ!
たしかに!盗まれたらショック!
みかんはなんか心配だキ、盗難保険に入っとくんだキ~!
自転車には鍵を掛けるのが基本ですが、うっかりかけ忘れたり、鍵を掛けていても盗まれてしまうこともあるもの。
こちらのページでは、自転車の盗難保険について、どういった保険があるのか、詳しくご紹介します。
大切な自転車の盗難リスクを回避するためにお役立てください。
【自転車の保険】盗難リスクはカバーできる?
自転車の保険といっても、事故や怪我などを保障する保険や、自転車の盗難や破損を補償する保険など種類があります。
盗難リスクをカバーするには、盗難による損害に対応した保険に入っていなければなりません。
この保険加入は、自転車店によっては購入時に有料で提案してくれるところもあれば、購入した自転車のメーカー補償が無料で付いていることもあります。
自転車店で加入できる自転車盗難保険
自転車屋さんによって、加入できる保険も様々です。
サイクルベースあさひの自転車盗難保険
例えば「サイクルベースあさひ」では「サイクルメイト」というオプションサービスがあります。
これは、防犯登録や、無料点検、出張修理引き取りなどを含めたサービスで、3年間の自転車盗難保険も付いてるもの。
自転車の本体価格に応じて、3,000円~10,000円の加入料を支払うことで利用できます。
ちなみに、サイクルベースあさひ「サイクルメイト」に加入していて盗難に遭った場合の補償は、自転車の価格や自転車の種類、経過年数に応じて20~50%の自己負担で新品の自転車を購入することができるというもの。
メーカーによる自転車盗難補償
メーカーの補償としては、例えばブリヂストンやパナソニック、ヤマハの電動アシスト自転車では、全車3年間の盗難保険が無料で付いています。
ブリヂストンに関しては、電動アシスト自転車以外でも指定のものは、1年間または3年間の補償が付くものもあります。
自転車購入時、特に高額の自転車を購入する場合は、こうした部分もチェックしておくと安心ですね。
ネットで加入できる自転車盗難保険3例
ちなみに、自転車店以外でもネットで加入できる自転車盗難保険というのもあります。
多くは1年または2年間の補償になり、保険によってはスポーツサイクル限定や、10万円以上の自転車限定といった制限があることも。
以下に、3つの自転車盗難保険をご紹介します。
「ちゃりぽ」
「ちゃりぽ」は、1年か2年満期で加入できる自転車盗難保険。自転車あんしん保険(事故や怪我などの賠償など)とセットでの加入も可能です。
自転車購入後1ヶ月以内であれば、新品でも中古でもどのタイプの自転車でも加入可能。自転車の購入金額以下であれば、1,000円単位で補償プラン(5,000円~50万円まで)を設定できる保険です。
→ ちゃりぽ
「ZuttoRide(ずっと自転車盗難車両保険)」
「ZuttoRide」は自転車盗難にも対応していますが、特約の組み合わせによって交通事故などの破損などにも対応可能です。
「ZuttoRide」は、購入から90日以内の自転車で、購入価格10,000円以上、防犯登録済自転車であることが加入条件となっています。
1年または2年間の保険期間で加入できます。
「すぽくる」
au損保のスポーツサイクル専用の車両・盗難保険「すぽくる」。
スポーツサイクル(ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク等)を対象とした、自転車の盗難、破損に備えるための保険になります。
購入金額が10万円以上のスポーツサイクルを対象として加入可能。中古の自転車でもOKです。
すぽくるは、購入からの経過期間などに関わらず加入が可能で、契約期間にも制限が無く、自動更新でずっと同じ保険料で更新することができるので、長期間保険を掛けたい方に向いています。
→ すぽくる
自転車の鍵と保険の大事な関係|紛失注意!
自転車の鍵は、保険の補償を受ける場合にとても重要なものとなります。
というのも、盗難に遭った時に、購入時に受け取ったスペアキーも含めて揃っていないと補償対象外となるケースがあるからです。
盗難補償期間内に自転車の鍵を紛失したら、早めにスペアキーを作っておくことをおすすめします。
自転車のスペアキーは、自転車屋さんやメーカーでないと作れないんだキ!盗難に遭ってから作っても遅いんだキ!
盗難に遭う前に作っておかないと、補償もしてもらえないから要注意ってわけか、なるほどね!
自転車の鍵のかけ忘れは大きなリスク
自転車の鍵のかけ忘れで盗難に遭った場合、盗難保険に加入していても補償対象外となることがあります。
鍵のかけ忘れで補償対象外になるかどうかは保険によって異なりますが、大事な自転車を盗難から守るためにも、忘れずにしっかりと施錠しましょう。
みかんのようなうっかりさんは、気をつけるんだキ
自転車の鍵が保険に?「ABUS」の鍵で盗難リスク対策
自転車の鍵にもいろいろ種類がありますが、ドイツの鍵メーカー「ABUS」の鍵には、鍵のセキュリティレベルに応じた盗難補償が付いています。
その補償は最大12万円。正しく鍵を掛けていたのに盗まれてしまった場合は、盗難見舞金という形で補償してもらえるのです。
正規販売店で購入したABUSの鍵で、新品で購入した自転車本体と共にオンライン登録することが前提となりますが、以下のようにセキュリティレベルごとに最大補償金額が設定されています。
セキュリティレベル | 補償額 |
---|---|
5〜6 | 最大2万円 |
7 | 最大5万円 |
8~10 | 最大10万円 |
11~15 | 最大12万円 |
新品の自転車と一緒にABUSのセキュリティレベル5以上の鍵を購入し、2週間以内にオンライン登録をすれば、これらの補償を受けることができます。
自転車の鍵としても優秀なABUSの鍵だからこそのサービスなのですが、堅牢な鍵でここまでの補償があるというのは嬉しいですよね。
ちなみに、ABUSの正規代理店は、以下に一覧がありますのでご参考にしてください。
ABUSの鍵は通販でも購入できますが、並行輸入品も混在しているので購入時は「正規代理店」であるか確認しましょう。
Amazonの場合であれば、購入時に「出荷元:Amazon.co.jp、販売元:Amazon.co.jp」と表示があるのを確認できれば、正規品として購入できます。
出荷元、販売元にAmazon以外の名称が入っている場合は、正規代理店でないことがありますので、十分に注意してください。
また、盗難見舞金制度を利用するためには、条件もありますので、購入の際はこちらもしっかり把握しておくことが大事です。
大切な自転車を盗難から守ろう
自転車は鍵を掛けていても盗まれることがあります。大切な自転車を守るためにも、保険について把握しておきたいですね。
自転車によっては無料で盗難補償が付く場合もありますが、その内容も事前に確認しておくことが大事です。
紛失した際にスペアの鍵を含め、全ての鍵が無いと盗難保険の補償対象外になるなど、様々に条件があります。把握しておかないとそれこそリスクになってしまうので、注意してください。
セキュリティレベルに応じた保証付きの鍵「ABUS」などもあるので、上手に活用して、大切な自転車を盗難から守りましょう。