うわ～！！車の鍵を無くした！どうしよう！
みかん！まずは落ち着いてバッグやポケットを探してみるんだキ！
わかった～、落ち着いて見てみる～
車の鍵を無くしたら、車のドアも開けられず、本当に困ってしまいますよね。
こちらのページでは、車の鍵を紛失したらどうすればいいのか、困った時の対処法や業者に依頼する際の費用相場など、まとめて紹介します。
車の鍵トラブルを一刻も早く解決するためにお役立て下さい。
車の鍵を無くした時の対処法
車の鍵を無くしたら誰でも慌ててしまいます。まずは一呼吸、落ち着きましょう。
落ち着いて鍵を探す
車の鍵を紛失したと思っても、身の回りをもう一度探したらポロッと出てくることもあります。
上着のポケットやバッグ、車の周りなどもチェックしてみましょう。
それでも見つからなければ、上着を脱いだ時に落ちたとか、トイレで棚に置いたとか、それまでの行動を振り返ってみてください。
鍵紛失防止のために鈴でも付けておくんだキ
スペアキーを使う
車の鍵を紛失しても、スペアキーがあれば、ひとまず問題は解決できます。
ただ、自宅にスペアキーがあったとしても、鍵を紛失した場所が遠方であれば同居人に電話して届けてもらうしかありませんよね。
一人暮らしだもん、誰にも頼めない～！
スペアキーを持ってきてもらえないなら、家にスペアキーを取りに戻るか、鍵業者に依頼するしかないキ
車の鍵トラブルを依頼する業者の選択肢
車の鍵を無くしてしまったら、おもに業者に頼ることになるでしょう。
業者といっても、以下のような選択肢があります。
- ディーラー
- JAF
- 保険会社
- 鍵業者
それぞれにメリット・デメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。
ディーラー
カーディーラーであれば、担当者が対応してくれます。
ディーラーに依頼する場合のメリット
- 純正の鍵を作成してもらえる
- 比較的安い値段でスペアキーが作れる
ディーラーに依頼する場合のデメリット
- 鍵の開錠ができない場合もある
- スペアキーの作成に時間がかかる
ディーラーなら、純正の鍵を作成してもらえるので安心確実ですし、価格も鍵業者などに依頼するより安価。スペアキーがあるなど、急を要する場合でなければディーラーに依頼するのがベストでしょう。
ただ、電池切れスマートキーの閉じ込めなど、ディーラーであっても開錠できない場合があります。
それくらい、最近の鍵は開錠が難しいんだキ
また、スペアキーの作成には数日から数週間など日数が必要で、即時対応が難しい点はデメリットになりますね。
ひとまず確認してみて、希望する対応が難しい場合は他をあたりましょう。
JAF
車のトラブルといえばJAFに連絡ですね。車の鍵紛失にも対応してくれます。
JAFに依頼する場合のメリットは、会員であれば無料で開錠してもらえることね！
JAFのデメリットといえば、
- 会費制
- 会員以外での開錠料金は高め
- 対応は開錠のみ
- 繁忙期などすぐに対応してもらえないことがある
など、いくつか挙げられます。
JAFは1年間の会費が6,000円。
入会していれば、車の鍵紛失時の開錠は無料で対応してもらえます。JAFは、車ではなく個人で加入しているため、例えば友人の車やレンタカーなどでもOKです。
もちろん、鍵の紛失など無いに越したことはありませんが、年間6,000円で鍵の開錠をしてもらえたら、非常にお得ですね。
ただし、会員でない場合の開錠は15,230円。
「それなら会員になった方が安い」と考える方もいるでしょう。それはそうなのですが、JAFでは当日入会しても、会員価格でサービスが受けられるのは次回から。残念ながら、その場の開錠は会員外の料金での対応となるのです。
また、JAFでは車の鍵開錠には対応していますが、スペアキーの作成には対応していないため、必要な場合は、別途、鍵業者に依頼する必要があります。
JAFの会員で、インロックなど車の鍵開錠のみが必要であれば利用価値がありますが、会員以外だったり、スペアキーの作成も必要だったりする場合は、まとめて鍵業者に依頼した方がスムーズでしょう。
JAFは車のトラブル全般に対応しているため、例えば、降雪時など出動が多い時期は、対応が大幅に遅れる場合もあり、注意が必要です。
保険会社のロードサービス
車の任意保険にロードサービスが付いていれば、鍵の開錠にも対応してもらえるでしょう。
保険会社のロードサービスを利用するメリットは、無料で対応してもらえることですね。
デメリットは、
- 自動車保険の契約車両以外には対応していない
- 制限が設けられている場合あり
といったことでしょう。
ほとんどの保険会社のロードサービスでは、契約車両の鍵開錠を依頼すれば、無料で対応してくれます。
ロードサービスを利用しても、自動車保険料の算定に影響する「等級」には影響しませんので、困ったときはどんどん利用しましょう。
ただし、保険会社のロードサービスの場合は、JAFと異なり、契約車両のみが対象です。
ロードサービスの内容は保険会社によって異なります。保険期間中1回のみなど、無料対応の制限が設けられていることもあるので、加入している保険会社に確認してみましょう。
鍵業者
鍵業者は鍵専門のプロだキ！開錠もスペアキー作成もまとめて頼めるから助かるんだキ！
鍵業者に依頼する場合のメリットは、
- 現場で即時対応してもらえる
- 解錠もスペアキーもまとめて対応してもらえる
といった2点が大きいでしょう。デメリットは、
- ディーラーより料金が高め
- 業者によって対応できる鍵種類が異なる
といったことが挙げられます。
鍵業者は全国各エリアに様々なサービスがあるので、現地に直接呼んで対応してもらえます。もちろん場所にもよりますが、ほとんどの場合1時間以内に到着して作業してもらえるでしょう。
JAFでは開錠のみですが、鍵業者ならスペアキーの作成まで対応可能。
ただし、その分、ディーラーで対応してもらうより料金が高めであることも。
車の鍵は様々な種類があり、防犯性の高い鍵になると、対応していない業者もいます。
警察への届け出も忘れずに
車の鍵を無くした場合は、警察に「遺失届」を提出しないとね！
拾った人が届けてくれる可能性もありますし、もしかしたら盗まれた可能性もあるからです。
防犯の観点からも届け出をしておくと安心ですね。
最寄りの交番でも警察署でも、どこでも対応してくれます。
→ 遺失届（警視庁）
【車の鍵紛失】鍵業者への依頼時に必要な情報
車の鍵を紛失して、鍵業者に開錠やスペアキー作成の依頼をする際は、以下の情報が必要となります。
- 所有者であることの証明（免許証と車検証）
- メーカー
- 車種
- 型式
- 車の状態・場所
- 鍵の種類（イモビライザー式かどうか）
車に限りませんが、悪意を持って開錠やスペアキーの作成を依頼するケースもあるため、事前に身分証の提示が必須です。
車検証は運転時に携帯しなければならないことが法律によって定められているため、通常は車の中にあるでしょう。そのため、解錠後に確認してもらうことになります。
車の鍵トラブルで依頼する際、特に大事なのは鍵の種類です。
セキュリティ強化のために搭載されている、イモビライザー機能付きの鍵の場合、スペアキーの作成には特殊な機器が必要であることから、対応していない鍵業者も少なくありません。
そのため、事前に伝えておかないとトラブルになることも。
イモビライザー付きの鍵というのは、ただスペアキーを作っても、エンジン始動できません。なぜなら、鍵と車のシステムID認証が必要だから。
車両の盗難を避けるため、IDが一致しないと車が動かせなくなる、というのがイモビライザー機能なのです。
イモビライザー搭載の車には、車と鍵を組み合わせた図柄のアイコンが表示されています。メーカーや車種によってアイコンは異なりますが、イモビライザー搭載車は、窓やメーターに表示されているので確認してみましょう。
業者に来てもらってから「イモビライザー搭載で対応できません」なんてことになったら、お互いに時間も手間ももったいないですし、場合によっては出張料やキャンセル料を請求されるかもしれません。くれぐれもご注意を。
車の鍵を無くした時にかかる費用
車の鍵の開錠やスペアキーの作成にかかる費用は、車種や鍵の種類によって異なるものです。
車の鍵の種類としては、大きく分けて、
- リモコンキー（ワイヤレスキー）
- スマートキー
の2種類があります。
リモコンキーというのは、鍵に付いているボタンで、ドアロック・解除が可能。エンジンは鍵を差し込み回してかけるタイプです。
スマートキーというのは、鍵を差し込まずに、ボタンを押したり、車に近づくだけでドアロック・解除ができて、エンジンも車内にあるボタン1つでかけたり停止したりできるタイプ。
リモコンキーの開錠の費用相場は10,000円前後。スペアキー作成の費用相場は、15,000円～30,000円くらいです。
スマートキーなどイモビライザー機能付きの鍵の場合、開錠のみであれば10,000円前後で対応してもらえますが、スペアキーの作成となると特殊な機器が必要で、高額な費用がかかります。
ただし、カギのトラブル対応は、イモビライザーの有無だけでなく、車種やメーカー、国産車か外車かによっても異なり、難易度の高いカギでは50,000円以上かかる場合も。まずは見積もりを依頼することをおすすめします。
ちなみに、鍵業者は、出張料やキャンセル料が無料のところもあれば、有料の場合もあるので、キャンセルする可能性がある場合には、この点も含めてチェックして選ぶと安心です。
