スーツケースが開かない~!
みかん、またカギなくしたキ?
違う~!ダイヤルの番号、なんの番号で設定したか忘れた~!
泣いてないで、落ち着いて思い出すんだキ
スーツケースはたまにしか使わないこともあり、ダイヤルロックの番号をどの数字で設定していたか、うっかり忘れてしまうこともありますよね。
初期設定では「000」に設定されていますが、誕生日や、電話番号、何かしら自分が忘れないと思った暗証番号を設定したはず。落ち着いて記憶をたどってみたら思い出すかもしれません。
どうしても思い出せなければ、ここから紹介する解決策を試してみましょう。
スーツケースの番号を忘れた時の解決策
スーツケースの番号を忘れてしまったら、次の3つを試してみて下さい。
番号の組み合わせを効率良く試す
000から999まで番号の組み合わせを1つずつ試していくとなると、途方に暮れるような気もしますが、30分前後で確実に解錠することができるでしょう。
番号を合わせ、ボタンを押して解錠するタイプのスーツケースは、ボタンの押しが甘いことで開かないということもあるので、しっかり押しながら1つずつ組み合わせを確認しましょう。
スーツケースの番号効率よくチェックしてくためには、
- 心あたりのある数字の桁から試してみる
- ダイヤルの感触を確認しながら1つずつ回す
といった方法を試してみてください。
暗証番号など、自分でよく付けるような好みの番号があるでしょう。その桁から始めていけば、数分で解錠できるかもしれません。
また、3桁のダイヤルの、いずれかの端を0から9まで回してみて、ダイヤルロックの感触をみながら1つずつ番号を解読していく方法もあります。1つ番号が合うと、わずかでも隙間が開くのを確認できる場合も。
スーツケースを開けるように引っ張りながらダイヤルを回すと、微妙ながら少し引っかかるようなところがあるので、その番号を探していきましょう。
番号を000からスタートするよりは、早く開けられそう!試してみる価値ありだね!
手間はかかるけど、意外と時間かからずにできるんだキ
ジッパーで開ける
ジッパー式のスーツケースであれば、ジッパー部分にボールペンなど先端の尖ったものを差し込み、横にスライドさせればスーツケースを開けることができます。
またジッパーの金具を動かせば閉じることができるので、応急的な対処法になりますね。
ただし、ジッパーが破損することもあるため、自己責任でお願いします。
販売店やメーカーに相談
スーツケースの番号を忘れてしまった場合、販売店やメーカーで対応してもらえることもあります。
ひとまず、購入したお店や、スーツケースのメーカーに直接連絡してみましょう。
料金が必要かどうかは、お店やメーカーによって異なるので、事前に確認しておくことも忘れずに。
カギ業者に依頼する
カギのことなら、カギのプロにお願いすれば簡単です。
スーツケースの番号を忘れて困るのは、自宅にいるときばかりではありません。旅先などで、販売店やメーカーへの依頼が難しいこともありますよね。
たとえ旅先でも、国内であれば、ほとんどの場所で対応してもらえるのはカギ業者の強みでしょう。
海外でも、宿泊先ホテルなどに相談すれば業者を紹介してもらえるキ!
空港ならリペアサービスもあるね!
ほとんどのカギ業者は、一般住宅のカギだけでなく、スーツケースの開錠にも対応していますので、どうしても開かなくて困った時は、相談してみるといいですね。
スーツケースの番号が合っているのに開かない時の解決方法
スーツケースの番号は合っているはず、でも開かない!なんてこともあるでしょう。
期せずして、番号の設定がずれてしまうということもあるのです。
では、この場合はどうしたらいいのでしょうか。
ダイヤルのズレやボタンの不具合がないかチェック
ダイヤルの番号を合わせる際に、少しズレていて開かない、ボタンを押していない、ボタンの押しが甘いなど、操作ミスによって開かないこともあります。
落ち着いて、解除方法を再確認しましょう。
それでもスーツケースが開かない場合、番号の設定がズレてしまった可能性もあります。
こちらのページ冒頭で紹介した「スーツケースの番号を忘れた時の解決策」の「番号の組み合わせを効率良く試す」の手順で試してみてください。
ちなみに、TSAロックのダイヤル式スーツケースは、暗証番号がちょっとした誤操作で変わってしまうことがあります。
TSAロックというのは、アメリカ運輸保安局(TSA)認可のスーツケースのカギのこと。
アメリカの同時多発テロを受け、TSAでは出入国時のセキュリティを強化されたのですが、これにより、スーツケースのカギを壊したり切断して、中身を検査することが容認されています。
そのため、航空会社では、カギをかけずに荷物を預けるように呼びかけを行っているのですが、やはり施錠なしで荷物を預けるのは不安ですよね。
アメリカに行く時は、TSAロックのスーツケースじゃないとヤバいんだキ
TSAロックのスーツケースであれば、TSAで所有する専用のマスターキーで解錠できるため、所有者側で施錠してもOK、TSAでカギを壊される心配もない、という安心感があるわけです。
スーツケースにもいろいろあるんだね、知らなかった~
TSAロックのスーツケースにはいくつかのタイプがあるのですが、ロックのタイプ(スライド式など)によっては、ぶつけたり、引っ掛けたり、ちょっとしたミスで設定していた番号が変更されてしまうことがあるので、十分に注意しましょう。
みかん、おまえは特に気をつけるんだキ!
販売店やメーカーに修理依頼
スーツケースの番号が合っているのにロックを解除できないのは、カギの不具合かもしれません。
もう使わないということであれば、カギ穴にマイナスドライバーの先端を差し込んで回すといった方法で、カギを破壊して開けることも可能ですが、壊さずに使いたい場合は、スーツケースを購入した販売店やメーカーに、修理を依頼することになるでしょう。
ダイヤル解錠だけであればすぐに対応してもらえることもありますが、修理など状況によっては、ある程度の日数が必要です。
また、修理となれば費用もかかるので、場合によっては買い替えを検討した方がいいかもしれません。
カギ業者に依頼する
カギ業者に依頼すれば、希望の場所に来て対応してくれます。
対応してくれる販売店やメーカーがすぐ近くにあるという場合を除き、スピーディーに対応してもらいたいなら、カギ業者に頼むのが得策でしょう。
費用はかかりますが、手間は省けます。
とにかく急いでスーツケースを開けたいならカギ業者
カギ業者は、カギのプロが対応してくれる分、費用もかかります。ですが、緊急でスーツケースを開けたい場合など、頼りになるのは間違いないですね。
カギ業者を選ぶ際の注意ポイント
カギの業者といっても、様々なサービスがあります。
スーツケースのカギはほとんどの業者で対応していますが、まずはスーツケースのダイヤル開錠に対応しているか確認しましょう。
カギ業者を選ぶ際は、対応エリアはもちろんですが、
- 出張料の有無
- 見積もりしてもらえるか
- キャセル料は発生するか
などについて、事前に確認しておきたいところ。
例えば、開錠料金は安くても、出張料がプラスされるケースがあります。
事前に無料で見積もりしてもらえるか、見積もり後に加算される費用はないか、見積もりによってはキャンセルが無料でできるか、などのチェックも大事です。
カギの開錠は、相場が分かりにくいこともあり、加算される可能性のある費用など、事前に把握しておかないとトラブルになる可能性があります。
中には悪徳業者も存在しますので、可能な限りこれらの情報は確認して、納得したうえで依頼しましょう。
カギ業者に依頼した場合の費用相場
スーツケースの番号を忘れて開かない場合、カギ業者に依頼するとどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
鍵業者にスーツケースの開錠を依頼する場合の費用相場は8,000円~となっています。
スーツケースのカギ紛失でスペアキーを作成したい場合、予備のカギから作る場合ならほとんどの場合、1,000円以内で作成できますが、予備がない場合は数万円かかることも。
特殊でセキュリティ性能の高いカギであればさらに費用がアップします。
カギのトラブルは、カギの形状等によって料金が異なります。あくまでも開錠費用相場の「8,000円~」というのは最低料金ですので、スーツケースのカギの種類によってはさらに費用がかかることもあります。
いくらかかるか怖いから、一番高くていくらかかるか聞いてみよ~
見積もりしてもらい、その費用見積もりによっては、依頼をキャンセルしたいということもあるでしょう。
そのため、事前にキャンセルが無料でできるか、キャンセルした場合に出張費用が発生するか、といったところを確認しておくことが大事なのです。
わざわざ来てもらうからには、キャンセル料が無料でも、出張費用が発生することがあるんだキ
スーツケースの開錠にかかる費用もケースバイケースですので、トラブルにならないよう、気になるところは電話で確認をとっておくことをおすすめします。