鍵屋さんの料金ってわかりにくいよ～！
そうなんだキ！鍵はいろいろ種類があって料金もピンキリなんだキ
鍵屋さんに何万円も払ったら食費がなくなるよ～
みかん、おまえは鍵を無くさないためのグッズでも探すんだキ
鍵屋さんの相場っていくらくらい？
開錠や合鍵の作成など、鍵屋さんに依頼する際にいくらかかるのか。
大まかな料金相場を一覧にまとめてみましたので、参考にしてください。
鍵開けの料金相場
鍵紛失等で鍵屋さんに開錠を依頼した場合、いくらくらいかかるのか、料金相場を一覧で見てみましょう。
| 鍵の種類など | 料金相場 | |
|---|---|---|
| 住宅 | 一般的なギザギザのある鍵 | 8,000円～10,000円 |
| ディンプルキーなど特殊な鍵 | 10,000円～30,000円 | |
| カードキー | 30,000円～80,000円 | |
| 破壊して開錠 | 10,000円～20,000円 | |
| 事務所等 | ロッカー | 8,000円前後 |
| デスク | 8,000円前後 | |
| スーツケース | 8,000円～10,000円 | |
| 車 | 国産 | 10,000円～20,000円 |
| 外車 | 20,000円～30,000円 | |
| 金庫 | 家庭用 | 5,000円～20,000円 |
| 業務用 | 20,000円～20,000円 | |
開錠費用の相場といっても、鍵の種類は多数あり、料金にも大きな幅があります。
比較的新しく、セキュリティ面を強化している鍵の場合は、必然的に費用も高くなりますし、業者によっては対応できないような鍵もあるでしょう。
特に、ディンプルキーなどは高額になります。
ディンプルキーというのは、一般的なギザギザの鍵ではなく、鍵の表面にポツポツと丸い凹みのある鍵のこと。
ディンプルキーはピッキングされにくく、合鍵の作成も難しいため防犯性は高いのですが、紛失したときや合鍵の作成に高い費用が発生してしまうのが難点です。
鍵屋さんに依頼しても、鍵の開錠が困難な場合もあります。最終的に鍵を壊すことになれば、鍵を破壊する費用の他に、新しく鍵を設置するための材料代と設置費用が発生します。
賃貸でカギをなくした時は、管理会社か大家さんに相談するのが先なんだキ
また、鍵屋さんによっては、上記一覧にある費用の他に、
- 出張費
- 見積り料金
- 深夜・早朝料金
- キャンセル料
など別途料金が加算となる場合もありますので、依頼の際は、事前に確認しておきましょう。
合鍵（スペアキー）作成の料金相場
つづいて、スペアキーを作成する際の料金相場を、鍵がある場合と手元にない場合とでまとめました。
| 鍵作成 | 費用（鍵あり） | 費用（鍵なし） | |
|---|---|---|---|
| 住宅 | 一般的なギザギザ鍵 | 500円～1,000円 | 10,000円前後 |
| ディンプルキーなど特殊な鍵 | 2,000円～5,000円 | 15,000円～30,000円 | |
| 事務所等 | ロッカー | 1,000円前後 | 10,000円前後 |
| デスク | 1,000円前後 | 10,000円前後 | |
| スーツケース | 500円～1,000円 | 10,000円前後 | |
| 車 (国産) | 一般的なギザギザ鍵 | 500円～1,000円 | 10,000円～20,000円 |
| イモビライザー機能付 | 10,000円～50,000円 | 20,000円～ | |
| 車 (外車) | 一般的なギザギザ鍵 | 15,000円～50,000円 | 15,000円～50,000円 |
| イモビライザー機能付 | 30,000円～100,000円 | 40,000円～ | |
| 金庫 | 1,000円前後 | 10,000円～ | |
元鍵があってスペアキーを作成するのは比較的簡単で、安い料金で対応してもらえるのですが、手元に鍵なくて鍵作成を依頼する場合は、大きな費用がかかります。
ちなみに、鍵がなくても純正の鍵の番号が分かれば、その番号だけでスペアキーを作成することも可能です。番号で鍵を作成する場合は、メーカーに直接頼むか、対応している鍵屋さんに依頼しましょう。
スペアキー作成の場合、ホームセンターや車のディーラーなどといった、鍵屋さん以外の選択肢もあり、価格も大きく変わることがありますので、可能な範囲で比較してから依頼するといいでしょう。
鍵といっても様々な種類があり、場合によっては万単位で料金が変わってくる場合があるので、事前に料金を確認しておくと安心ですね。
例えば、住宅の一般的な鍵で、元鍵がある場合なら、数百円から1,000円程度でスペアキーを作成できますが、MIWAやGOALといったメーカーの鍵はそれより高い料金となる場合もあります。
難しい鍵だと、料金も高いし、スペアキー作るまで何日かかかる場合もあるんだキ
車の鍵は、一般的に国産車と比べて外車の方が料金高めです。
また、イモビライザーという機能付きの鍵となると、スペアキーを作成して、さらに車のシステム設定なども行う必要があり、国産でも外車でも料金が高くなります。そのため、鍵屋さんでも車ごとに「別途見積もりを提示」などと表示しているところがほとんどです。
車の場合は、ディーラーの方が安く済む場合があるので、まずはディーラーに相談してみるといいでしょう。
金庫の鍵では、小型のものから業務用の大型金庫まで種類もあり、金庫によって料金相場が大きく変わります。
鍵交換の料金相場
自宅の鍵を紛失してしまったり、盗難に遭った場合など、場合によっては鍵のシリンダーごと交換することもありますよね。
鍵交換する場合は、
- 鍵の交換作業にかかる費用
- 鍵のシリンダーの料金
が必ずかかります。
一般住宅の鍵交換であれば、15,000円～25,000円が相場。ディンプルキーの場合で、50,000円前後です。
これも、鍵のメーカーや防犯性の高さ、扉のタイプによって変わることもあります。
賃貸では勝手に鍵交換すると怒られるキ、ちゃんと大家さんに連絡してからだキ
鍵開けが無料でできるケース
鍵開けを依頼すると10,000円以上の料金がかかることも珍しくありませんが、場合によっては無料で対応してもらえることもあります。
開錠が無料でできる場合というと、例えば、
- 賃貸アパート等で管理会社や大家さんと連絡が取れる
- 賃貸入居時に24時間サポートなどのサービスに加入している
- 車でJAFに加入している
- 車の任意保険のロードサービスに加入している
- スーツケースの販売店に頼んでみる
といったケースがあります。
賃貸アパート等で管理会社や大家さんと連絡が取れる
賃貸アパートの場合、管理会社や大家さんと連絡が取れる場合であれば、鍵屋さんに依頼せずに無料で開錠してもらえるでしょう。
こういうとき、賃貸は助かるよね～！
おまえは大家さんに迷惑かけすぎだキ！
管理会社が休みの日や、大家さんの連絡先が分からない場合は難しいですが、もう一つ、無料で開錠してもらえる可能性があります。
賃貸入居時に24時間サポートなどのサービスに加入している
賃貸アパートに入居する際に、火災保険や24時間サポートといったサービスに加入していれば、無料で開錠してもらえることも。
火災保険の加入や、24時間サポートなどのサービス加入で、鍵紛失時の開錠も無料対応している場合があります。
そういえば、安心サポートとかなんとか、そんなの入った気がする～
24時間サポートは火災保険と違って任意だけど、入居の時に勧められて入ってるかもしれないキ。2年単位で15,000円から20,000円くらいなんだキ！
それら加入しているサービスの詳しい資料がなくても、管理会社が分かれば、使用している保険会社もネットで調べられる可能性があるので、チェックしてみましょう。
こういった万が一の事態に備えて、携帯の電話帳などにサポートの連絡先を登録しておくといいですね。
ただし、これらのサポートは、あくまでも開錠のみですので、合鍵作成や鍵交換、修理については、別途管理会社等に相談してから、自己負担で対応することになります。
車でJAFに加入している
車で鍵を紛失してしまい、ドアを開けられない場合。JAFに加入していれば無料で開錠してもらえます。
ただし、JAFは鍵を開けるのみですので、エンジンをかけるための鍵作成などについては、別途鍵屋さんに依頼する必要があります。
JAFは会員じゃなくても車の鍵開けを頼めるけど、会員以外は料金が高く設定されてるんだキ
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
車の任意保険のロードサービスに加入している
車の任意保険でロードサービスに加入していると、鍵の開錠にも対応している可能性が高いので確認してみましょう。
保険のロードサービスでも、JAFと同様に開錠のみとなります。
スーツケースの販売店に頼んでみる
スーツケースの鍵が開かない場合は、販売店やメーカー直営店にて無料で対応してくれることもあります。
もちろん、有料で対応するショップもあるので、まずは確認してみてください。
鍵開けは高すぎる？!
鍵といっても、実に多くの種類があります。
最近はセキュリティ強化に対応した鍵も増えており、開錠や合鍵の作成で何万円と高額な費用がかかることも。
特に、高額となるのは、ディンプルキーの開錠や合鍵作成、車のイモビライザー付きの合鍵作成などですね。
鍵のトラブルは素人では対応できないものがほとんどですから、鍵屋さんなどプロにお願いするしかありません。
一番は鍵を無くさないことですが、万が一紛失してしまった場合など、慌てずに対処を検討することが大事です。
開錠だけであれば、無料で対応している保険などもありますので、まずは心をあたりのチェックを忘れずに。
鍵屋さんを呼ぶ場合は、出張料や見積もり料、深夜料金、キャンセル料など、別途発生する費用も事前に確認したうえで、依頼を検討すると安心ですね。
