トイレのドアノブがなんかガタガタするんだけど~
トイレの鍵が壊れると大変なんだキ!
トイレのドアノブの不具合で鍵が開かなくなったら大変です。
入れなくても、出られなくても非常に困るトイレの鍵。「おかしいな」と思ったら交換時期かも。
まずは、万が一閉じ込められた時の対処法から見ていきましょう。
トイレの鍵が壊れた!開かない時の緊急対処法
トイレの鍵が壊れたとなれば「トイレに入れない」「閉じ込められる」「鍵が閉まらない」など、とにかく困ってしまいますよね。
ここでは、トイレの内側から鍵が壊れて開かない場合と、トイレの外から鍵を開けたい場合と、それぞれの対処法をご紹介します。
トイレに入った状態で開かない場合の対処法
一人暮らしで窓も無いトイレに閉じ込められたらどうすりゃいいの??
トイレ内に閉じ込められてしまっても、窓がある、もしくは携帯を持っていれば誰かに助けを求めることができますね。
公共機関を頼る場合は消防(119)に連絡しましょう。消防と、場合によっては警察も出動してくれます。
ですが、携帯も持っていない、窓も無いとなれば自分でなんとかするしかありません。
万が一のために覚えておきたいこと、それはトイレに入っている時に鍵が開かなくなってしまったら、トイレットペーパーの芯を使って解錠できる可能性があるということ。
トイレだからトイレットペーパーは必ずありますよね。芯なしのトイレットペーパーだとこの手は使えませんが。
ただし、ドアにその芯が入る隙間があることも大前提。
この隙間からドアのラッチを引っ込ませることができればドアが開きます。ラッチというのは、ドアのこの部分です。
トイレットペーパーの芯は硬めの素材でできているので、ドアの隙間に入れることで、ドアのラッチを動かすことができます。ラッチにはカーブがあるので、それに沿わせるようにして、ラッチをドア側に引っ込ませるわけです。
トイレットペーパーの芯以外で、隙間に入れて鍵を開けやすいのは、
- 針金ハンガー
- クレジットカード
- 定規
- 下敷き
など。針金状のものがあれば簡単に開けられます。硬めのプラスチック素材なども使えるでしょう。トイレにいる時に持っていれば、ですが。
ただしこの方法は、ドアにラッチが見える隙間が無ければ使えません。
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トイレの外から鍵を開けたい場合の対処法
例えば、子供がトイレに入って鍵を掛けてしまったものの開けられない、なんてことになったら慌ててしまいますよね。
ですが、トイレの外側にいる場合は、解錠する方法がありますので、落ち着いて対処しましょう。
一番簡単なのはこのタイプ。ドアノブの上の部分をマイナスドライバーやコインで回せば、外からでも鍵を開けることができます。
このタイプでない場合は、トイレの内側から鍵を開ける場合と同様、針金ハンガーや定規などを使って、ラッチを引っ込めることができれば、ドアを開けられます。
トイレの外にいれば身近にあるもので対応可能、比較的簡単に解錠できるはずです。
トイレの鍵が壊れる前兆
トイレの鍵が壊れるとどの場面でも困りますから、なるべくリスクを無くしておきたいですよね。
トイレの鍵が壊れる前兆として、注意したいのが、
- ネジのゆるみ
- 部品の劣化
- 建物の建て付けが悪い
これらの症状です。
ネジのゆるみ
ドアノブがガタガタしているなど、ネジのゆるみがあるならしっかり締めておきましょう。ドアノブの空回りなどが発生すれば、ドアの開閉ができなくなります。
ドライバー1本で簡単に対処できるのに、放置しがちなポイントです。日頃のメンテナンスで対応しましょう。
部品の劣化
築年数が古い建物で、トイレのドアノブを一度も交換していない場合、部品の劣化で鍵が開かなくなる可能性があります。
不具合が出てきたら、部品の劣化を疑いましょう。できれば早めのドアノブ交換をおすすめします。特にトイレやお風呂などの扉が開かずに閉じ込められると非常に大変です。
建物の建て付けが悪い
建物の建て付けが悪く、扉の開閉がスムーズに行かない場合は、建具調整が必要となります。建具調整は、自分でできる場合もありますが、経年劣化や地震などで建物全体に歪みが出ている場合であれば、大工さんなど専門家に依頼するのがベスト。
建て付けが悪いと、特に木製のドアなど、湿気で膨張した時に全く動かせなくなるケースもありますので、これも早めの対応が必要です。
トイレの鍵の交換目安は?
トイレのドアノブにも寿命があります。日本ロック工業会(JLMA)によれば、住宅の一般的な鍵を安全上問題なく使用できる耐用年数は10年とのこと。
築10年以上の住宅で一度もドアノブを交換していない場合は、部品の劣化でドアが開かなくなることが考えられるわけです。
実際のところ、10年ではまだ問題ないかもしれませんが、15年、20年と経過していれば、ガタツキやゆるみなどが出やすくなります。部品劣化はメンテナンスだけでは対応しきれません。
トイレの鍵が開かない!となってから慌てないためにも、ドアノブ交換について検討しておきましょう。
トイレの鍵が壊れた!鍵の修理はどうする?
続いて、トイレの鍵が壊れてしまった場合の修理はどうすればいいのか。経年劣化なら交換が必要ですね。ドアノブ交換は、DIYでも可能ですし、プロに修理や交換を依頼することも可能です。
それぞれのメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
ドアノブごとDIYで交換するメリット・デメリット
ドアノブは、ネジを外して、新しいものをはめ込めば交換が可能ですから、DIYでも対応可能です。
ただし、ドアに既存の穴がありますので、それに合ったものでないとうまく設置できません。もし無理に間違ったものを取り付ければ、開閉できなくなる恐れもあるので注意しましょう。
ドアノブを選ぶ際は、ドアの厚みや細かいサイズなどが適合している必要があるのです。
DIYであれば、本体を購入して自分で取り付けをするので、工賃や出張費などが不要で、格安で取り付け可能。ただし、ドアノブ選びでは、一定の知識が必要となります。
ちなみに、既存のドアノブと同じメーカーをチェックすることで、比較的選びやすくなります。
プロに依頼してドアノブ交換するメリット・デメリット
トイレのドアノブは、ホームセンター等で依頼できるところがありますし、鍵付きなので鍵のプロに直接依頼することも可能です。
ただし、ホームセンターなどに依頼すると鍵屋さんが派遣されてくることもあり、結局割高になる可能性があります。
鍵のプロに直接依頼すれば、修理で済むのか、交換が必要なのか、現物を見て判断してもらえます。また、ドアの形状や使い勝手に応じた鍵などを提案してもらうことも可能ですね。
デメリットとしては、取付費用が掛かること、業者さんによっては、出張費が掛かることもあります。また、自宅に来てもらうことになるので、その点がデメリットになるという方もいるでしょう。
ただ、何より鍵のプロですから安心感があります。
トイレの鍵が壊れる前に対策を
トイレの鍵が壊れたとなれば、トイレに入れなかったり、出られなくなったり、鍵を締められなくなったり、どのパターンでも困るもの。
ドアノブにも寿命がありますので、調子が悪いと思ったら交換も検討すべきです。
消防や警察が出動すると大変な騒ぎになります。そんなことにならないためにも、トイレのドアノブはしっかりメンテナンスしておきましょう。